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2001年8月11日

 当日の朝、昨年は不安で少し憂鬱だったが今年は楽しさいっぱいの朝です。
AM6:00蓮田SAにmistyQさん(後Qちゃん)と待ち合わせをし、今年は途中までおさちゃんと3人で東北道を北上することになる。
いつものことではあるが荷物を積み込むのに手間がかかり30分の遅刻です。
なんといっても今年の装備は昨年とは比べ物にならない程充実しているので時間もかかるのである。
既にQちゃんはベンチで待っていた。
「Qちゃ〜ん、ごめ〜ん・・・」
コーヒー片手にしばしの歓談をして、さぁ出発だ!
出発前にQちゃんが一言「団長、茶髪で5才は若返りましたね(笑)」
え!そんなに老けていたかな?(笑)

 しばらくは渋滞無しで快適に走ることが出来た。
昨年とは違い、今年は走りやすかった。
しかし、徐々に渋滞が始まり宇都宮に近づくにしたがってひどくなってきた。
さらに雨も降ってきた。前日の天気予報で分かってはいたが実際に降られるとブルーな気分になるものだ。
渋滞と雨の中をすり抜けて行く。これは体力的にも精神的にも疲れます。
渋滞も25km程度で抜けてしまい良いペースになってきた。

 Qちゃんとは花巻でお別れする予定なのだが、このままでは早く着きすぎるとのことで途中の休憩を長めにとった。

途中、雨が止んでは合羽を脱いで走り、また雨が降っては合羽を着て走ることの繰り返しであった。
仙台通過でPM2時を過ぎている。
あれ?ペースが遅いじゃないの??
花巻目指してペースを上げた。
PM4:00花巻PA到着、Qちゃんと記念撮影をして分かれた。
「お互い楽しもうね!!」

▲兄弟最初のショット ▲Qちゃんは初めての北海道

 ここから目的地のsecure青森支部までは約200kmある。
走っている車も少なくなり巡航速度も上がってきた。
▲青森到着

八戸道と東北道の分岐を過ぎると一気に景色が変わる。人造物はこの高速道路だけだ。
青森というだけあってまさに青い森に囲まれている。
トンネルを抜ける度に天気が良くなってくる。山間からほんの少しだけ夕焼け雲が見えてきた。
そして景色はクライマックスを迎えることとなる。

津軽富士と呼ばれている岩木山が見えてきた。
その岩木山に日が落ちる。そして赤くたなびく雲が視界いっぱいに広がり、その色は限りなく蛍光色に近く都会では見ることが出来ないピュアな色である。
これは聖地巡礼に向けてのプロローグであるに違いないと思った。

北海道の神様の声が聞こえる。
「まずはこんなもんでどうだーい?」
この声はおさちゃんにも聞こえただろうか?
おさちゃんを見ると、昇天しそうな目になっていた。(笑)

 青森支部に到着したのは予定時間を大幅に遅れ午後7時だった。
なんと、私達の為にBBQが用意されていた。
「やったー」
昨年の帰りに立ち寄った時がBBQで非常に美味しかった。
今年もやっぱり本物の生ビールサーバーが用意してある。
食べて、飲んで、食べて、飲んで・・・

もう満腹&よっぱーである。近所の人や親戚も集まり大盛り上がりである。
この宴会は11時近くまで続いた。きっと明日は二日酔いであろう・・・



走行距離:716km

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